構築の考え方
こんにちは。なんと社会人になりました、自分でもびっくりです。お仕事頑張ります。
前提として、自分の組み方は環境トップをまずメタる事、これに尽きます。環境トップを握る側の話しは全然書いてないです、あくまで一つの組み方として閲覧お願いします。
まずは単刀直入にまとめます
◆環境トップに勝てる選出(軸)から考え始める。(1〜3匹目)
◆最初の3匹で初手に置きづらいポケモンに強い4匹目の採用(4匹目)
ここまでの4匹が基本的な軸になります
◆構築の穴埋め(5匹6匹目)
組み上げのイメージは毎度これです。環境が変わっても同じ事をし続けているので自然に練度が上がってるし勝ってるから一つの正解だと思います。組み方を統一する事で、シーズン中にどのポケモンをメインに使っていくかがブレないのがまた一つ強い並びを生み出す事にあってるのかなとも思います。
具体的に説明していきます
◆環境トップに勝てる選出(軸)から考え始める。
まず、何故軸を環境トップに勝てる選出から組み始めるかというと環境トップ=一番マッチングする並びという事になるので、
軸をそれらに強い選出から組んでしまえば一番パワーが高い選出を一番選出出来る事になるからです。合理的だと思っているのでいつもこれです。
それをどうやって見つけるの?って言う話になってくると思いますが、ひたすら想定してそれを試し続けるにつきます。1戦でもなんとなくが生まれる対戦は良くないです、なんとなくやるくらいならマジで時間の無駄。
例えば今なら、ザシアンが環境トップなので日ネク@2からザシアン軸に勝てる選出組み始めてから4匹目の採用に移ります。
◆最初の3匹で初手に置きづらいポケモンに強い4匹目の採用
当然最初の3匹とも出し負けしてしまうポケモンは存在するので、それを補うポケモンを4匹目に採用するのですが
まず候補に上がるポケモンを全匹書き出します、その中からさらに対象のポケモンに強い+よく組まれている回復ソースもちに負荷をかけられるやつを選びます。今だとサンダーがほとんどの構築に入っているので、サンダーに綺麗に受け切られる4匹目はダメという事になります。
(対象のポケモンに強い+よく組まれている回復ソースもちに負荷をかけられる+有限ポケモンに負荷がかけられ無いは○)
前提条件は、ダイマックスを切っていないカイオーガを対面処理出来る+カイオーガの裏に良くいる回復ソース持ちである、サンダーやポリゴン2に何かしら負荷をかけられる事です。
全てのポケモンを洗い出すと、凄い量になってしまうので今回は割愛しますが、3匹だけ候補にあげて具体的に説明します。
エースバーン@気合いの襷 リベロ 意地
火炎ボール跳び膝不意打ち挑発
膝不意でカイオーガを落とせる
ゴリランダー@気合いの襷 意地
グラススライダードラムアタックはたき落とす挑発
ドラムアタックでカイオーガ確1
悪ラオス@気合いの襷 意地
暗黒強打不意打ちインファイト挑発
強打不意でカイオーガを落とせる
同じ持ち物や似たような構成で比べた方が分かりやすそうなので、今回はこいつらを例にします。皆さんだったらどれを選びますか?
まずエースバーンですが、カイオーガとポリゴン2に負荷はかけれますしサンダーにもかえんボールが有効な気がします。
しかし、自分があげた条件には合っていないので自分は選びません。
カイオーガからサンダーに引かれた場合どうなりますか?よくよく考えてみれば、相手視点は引き安定です。
(珠ダイアタック持ちは、カイオーガのスカーフをケアすると突っ込めないため)
全然負荷をかけられない+こちらが麻痺を引くか引かないか、更にはゴツメダメージまで入る可能性があり、成り立たないと自分は思うので採用は見送ります。
次にゴリランダー
エースバーンや悪ラオスと違って、カイオーガをワンパンしたりはたき落とすでポリゴン2に負荷をかけられます。しかし先程のエースバーンと同様で、サンダーに対しての負荷が無いのでこちらも自分は採用を見送ります。
最後に悪ラオス 自分だったらこの3匹の中ではこいつを採用すると思います。
理由は、ポリゴン2に対しては弱点をつけオーガ引きからサンダー出しに対しても一貫しており、2発でまとまる確率が高いからです。そもそも麻痺を引かなければダイマックスを吐かせるor突破出来ますし、最悪麻痺しても削りが入ってる為、羽を誘発させる為裏のポケモンで再度安全に有利対面を継続出来るからです。
このような感じで、想定に想定を重ねて自分は選んでいます。色んな構築記事を見ますが、同じような感じで想定を重ねている記事は割と少なくて本当にそれで良いのかなとよく思っています。
◆構築の穴埋め
最後に構築の穴埋めについてです。勝ち切れる範囲を増やすのがこの枠なのでやはり大事です。ここの枠で意識している事は三つあります。
一つ目は、4匹目採用時と同じで対象のポケモン+並びをひたすらに想定したなかで補完を組み込みます。
二つ目は、各軸に対しての選出の完成です。最初の時点で、環境トップに対しての選出は仕上がっている為tierを落とした軸に対しての選出はここで組み上げます。主に受けループなど。
三つ目は、全対応は目指さない事です。別の言葉に変えると、全部には勝ちにいかないで負ける並びは存在させるという事です。
8世代のゲーム性を見れば分かる事なのですが、全部に勝つのは無理です。マジで、もちろん勝てるなら全対応させますけど。
あらかじめ無理だと思っているので、無理矢理浅く広く勝ちにいくよりかは広い部分は、ワンチャン掴めるくらいで置いておきとことんある程度の範囲に絞って勝率を高く保つ方が大事です。
このような感じです、いかがでしたか?最後に伝えたい事は、なんでも言語化しましょう。構築記事は、勿論自分がどんな個体を使っていたかを広める大事な文化ですが自分がどのようにして考え出したかを言語化する数少ない場でもあると思います。
頭の中だけではなくて、文章に書いてみた事によって見えて来る事はたくさんありますね。
コメント欲しいです、特に読んでみて悪かった事、分からなかった事をなんでもお願いします。
つえーやつに勝つんじゃなくて、バカを狩り続けるゲームです